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上海浦東国際空港から市街への足は磁浮列車(リニアモーターカー)が便利だ。最高時速413Km/hで、わずか8分ほどで市街地へ乗り入れている。
もっともこの龍陽駅は市街地のはずれで、中心部へは地下鉄でさらに30分かかってしまうわけだが。
ドイツ製の技術を導入して作られたこの磁浮であるが、意外と振動が大きい。車輪のある新幹線の方が振動が少ない。昔はキレイだった青い座席カバーも、一度も取り替えたことが無いようで、乗るたびに劣化していく。
こういう状態だからなのか、雨の日には最高速度が300Km/hに制限されていて、えらいのろのろ運転だ。通常は発車とともにどんどん加速して行き、3分後に最高速度となり、そのまま1分ほど経過後、すぐに減速が始まる。それが何分間も300Km/hを維持したままだった。
スペインあたりからやって来たらしい、かなりにぎやかな団体さん、413Km/h出なくて残念でした。
駐在じゃないんだけど(ここんとこ重要)、上海から深川へローカル線で移動することになった。駐在の台湾人くんがチケットの手配をしてくれたのはいいけれど、早朝のフライトなのでかなりつらい。
羽田と同様に一応国内線専用とされている虹橋国際空港から深川へと向かう。車輪が出なくなることで有名なボンバルディアの機体だというのがかなり気がかりだが、定刻どおりに出航した。
小さな小さな機体なのでお楽しみの映画もあるはずが無い。藤沢周平の文庫本を読んでいるうちに、2日続けての早朝出発だった疲れも出て、睡魔に負けてしまった。
着陸が迫り、目が覚めた。なんだここは?
深川空港は同じく国内線専門ということだが一応国際空港なはずである。しかしここは周りに何も無い、荒野の中にぽつんと建て屋があるだけだ。
機内の全員が降ろされた。係員が深川行きの人は?と大声を張り上げ、チケットを配っている。どうやらここで乗り換えのようだ。直行便だと思っていたのに。
あたりをきょろきょろと見回すと「吉安」とか「井門(もんがまえに〆)山」とか書いてある。いったいどこなんだ?
ほどなく、深川行きの案内があった。なんだ、同じ機体に乗るのか。だったら全員降ろさなくてもいいのに。
吉安は上海と深川の中間地点に位置する、江西省の地方小都市だそうだ。聞いたことが無いけど。
昨日の続きだが、上海を出たときは雨で肌寒かった。途中で降ろされた吉安も雨だった。しかし深川は真夏の太陽が降り注いでいた。
携帯電話のカメラが勝手に露光を決めてしまうので、きれいに撮影できない。
前回と同じホテルなのだが、今回は駅の反対側だ。
こちらは本日の天気。昨日の快晴がうそのような曇天だが、こちらの方が普通らしい。
こうして見ると結構自然が残っている。多分この川が香港との国境なのではないだろうか。
Googleの地図では、この川を越えると道路の位置関係がむちゃくちゃずれている。「羅湖」という駅は深川駅の隣に位置する香港の地下鉄であるが、森の中に忽然と存在していることになっている。
出張者用に東京オフィスにSlingBoxを置いてあるが、自宅にLocationFreeを設置してある。これはCSとDVDレコーダに接続して、リモートで留守録を設定するために使用している。
ところがそれがどうやってもつながらない。ホストが見つからないとほざきやがる。
それが、例のあやしいproxyを通してみると、かろうじてつながる。つながるとはいえ、このproxyを通すと最大10Mbpsになってしまうので、実用性はゼロだ。
SlingBoxはぜんぜん問題ない。これはどういうことだろう。LocationFreは各個体をSONYが用意したDynamicDNSに登録し、そこでIPアドレスを取得して外部アクセスできるようにしてある。このDynamicDNSが中の国の政府によってブロックされているのだろう。SlingBoxは今のところブロック対象とされていないのだろう。
おかげで留守録をしていた番組が何本も欠落してしまった。かろうじてアクセスできたときにCSチューナの電源だけ入れることができたので、同じチャネルの番組だけは録画できているはずだが。
この次はSlingBoxを自宅に持ち帰り、そちらでリモートアクセスすることにしよう。他の出張者や、駐在の台湾人くんは地上波アナログしか見ていないので、気づくことはあるまい。CSの存在に気づかれてチャネルをいじられると困るが。

アパートの近所はあと半年に近づいた上海万博の会場に近い。このためメンツにこだわる中の国としては、きたならしい姿を隠そうと必死である。あちらこちらで道路を整備し、アパートは外壁を塗りなおし、歩道には花壇を作っている。この工事は恐ろしく突貫工事で、道路の拡幅なんぞはどろどろべとべとの地面が1日目にはコンクリートの下地が埋められ、2日目にアスファルトが敷き詰められ、3日目には取り残した電柱やパイプが埋め込まれて完成していた。
話は花壇に戻るが、前の日には無かった柵ができていた。だがよくよく見ると、土に穴をあけて柵を置き、セメントを適当にぶっかけるだけという、実にお気楽な工事である。おかげでみんな傾いている。日曜大工だってもう少しなんとかするんじゃないか。
_ zizi [完全な常駐への道に、まっしぐら。 遊びに行くね~♪ ]
_ うさぎ亭主 [しくしくしくしく…]